【FXαとFXαSpecial Editionのご紹介】

皆様こんにちは!
今回は、FXα、そしてFXαの特別仕様「FXα Special Edition」について解説したいと思います。

まず、Tyrellの自転車には3つの商品群が有る事をご説明させてくださいね。

Made in 讃岐:文字通り讃岐のTyrellファクトリーで全ての工程を行う製品群です。現在のラインアップではRX、FCXがこれに当たります。

ファクトリーライン:台湾にフレーム製造を委託しているモデルで、溶接までを台湾で行い、残りの工程(フレームの品質管理、仕上げ、塗装、組み立て他)をTyrellファクトリーで行うモデルとなります。
原産地証明の観点では Made in Japan となる製品群です。
現在のラインアップでは、PK1、CSi、FSX、FXがこれに当たります。

ベーシックライン:製造工程のすべてを台湾で行い、Tyrellファクトリーでは出荷前の品質検査のみを行う製品群の事です。
原産地は Made in Taiwanとなります。
現在のラインアップでは、SRV、IVE、FXαがこれに当たります。

各モデルの製品コンセプトに沿って、生産方法を分けて製品をご用意しているんですよ。勿論、すべてのモデルが私たちのオリジナル設計となっています。

◆今年のFXα、FXα Special Editionはファクトリーライン
上記でご説明した通り、本来ならFXαはベーシックラインですので台湾で作っていただいて日本で完成検査を行うのですが、2021年のFXαはフレームの製造&塗装までを台湾で行い、それ以降の組み立て工程はTyrellファクトリーで行う、ファクトリーライン(Made in Japan)の商品となります。

新型コロナ感染症の影響で台湾での生産が非常に込み合っており、発売時期が大きく遅れてしまう可能性が出たことから、2021年に限って日本国内での組み立てとなりました。

◆FXαとFXα Special Editionの仕様について

FXα Special Edition(エフエックスアルファースペシャルエディション)
希望小売価格:¥219,500(税込み)
シマノ105(R7000)1x11s
ブレーキキャリパー、ブレーキレバー:シマノ105使用
ホイール:AM-6-406
ギア:F 53T / R11-30T
クランク:Tyrell ホローテックタイプBB

車体重量:9.5kg

上の画像がFXα Special Editionです。


FXα(エフエックスアルファ―)
希望小売価格:¥196,900(税込み)
シマノ SORA(R3000)1x9s
ブレーキキャリパー、ブレーキレバー:シマノSORA R3000使用
ホイール:AM-3-406
ギア:F 53T / R11-30T
クランク:Tyrell スクエアテーパータイプBB

車体重量:9.5kg



上の画像がFXαです。


仕様についても、例年とは異なる部分がございます。
ブレーキキャリパー&ブレーキレバーがシマノ製のコンポーネントにグレードアップしている点です。
こちらも、台湾事情が大きく関わっております。
価格的にボリュームゾーンに位置するパーツの入手が以上に困難な状況となっておりまして、私たちが必要とするタイミングでの入手が困難なことから、ブレーキパーツはグレードアップしたシマノ製を採用する事としています。

◆製品の特長
FXα、FXα Special Edition(以下 SE)は、「簡単コンパクトに折り畳めて便利に使えるフォールディングバイク」ではありません。
「しっかり走れるスポーティーな走行性能と、軽量な車体重量」が魅力のフォールディングバイクです。

スポーツバイクショップで「街乗りが中心の使い方」でお薦め自転車と言えば、「クロスバイク」と呼ばれるカテゴリーのスポーツバイクを薦められる事が多いお思いますが、FXαはクロスバイクと同じような用途で使っていただくと、とても快適で便利に使っていただけるバイクなんですよ。

街乗りでは停車、減速、再加速する場面が多く、一定のスピードを維持して走ることが難しいですよね。
FXα、FXα SEは小径ホイールを採用している事や、タウンユースに合わせたギア比を採用している事から、再加速が容易です。
大きなホイールの自転車よりも、キビキビとした走りが気持ちいいですよ。

それだけではありません。
FXα、FXα SEは折り畳み自転車ですから、週末に公共交通機関に乗せて遠出したり、お車に乗せてお出かけした先で、サイクリングを楽しむ事が出来るんです。

クロスバイクを積み込める自動車は最近多くなりましたが、軽自動車に積み込むとなるとハードルが高いですよね。
FXα、FXα SEなら、3台乗せて大人3人でお出かけなんて事が軽自動車でも可能です。
持って行った先でしっかりとした走行性能が、楽しいサイクリングをバックアップしてくれますよ。

FXα、FXα SEなら、本格的なサイクリングを楽しむ事が出来る走行性を備えています。
どれくらいの走行性かと言いますと、クロスバイクでのサイクリングと比較しても決して引けを取る事はなく、むしろ快適なくらいの走行性が有るんですよ。

小さくてかわいい外観からは想像しにくいですが、ロードバイクと遜色無いサイクリングが可能な上位モデルのFX(エフエックス)と同じフレームを採用している、高性能フォールディングバイクのエントリーモデルがFXα、FXα SEの立ち位置です。
それだけではありません。
「もっと遠くに行きたい。」「山の向こう側に行ってみたい。」サイクリングが楽しくなって、色々なご要望が出てきた際に、FXα、FXα SEなら高い基本性能がありますので、しっかりとお答えする事が出来るんです。

「ドロップハンドルにしたい。」「フロントギアをダブル化したい。」等のカスタマイズは、折り畳み自転車によってはメーカーが推奨していないカスタマイズとなりますが、FXα、FXα SEならドロップハンドル化、シマノ製パーツを使用したフロントダブル化は、製品保証の範囲内で行う事が可能です。

本格的なサイクリングを楽しみたくなっても、自転車を買いなおす必要はなく、ショップ様でのカスタマイズでご要望にお応えする事が出来るんです。

折り畳みサイズは輪行が困難なほどの大きさではなく、軽量な車体が持ち運びを容易にします。
また、折り畳みの手順は「数秒で畳めてしまう。」といった極端な簡単さはありませんが、1分も有れば折りたためてしまいますので、現実的には問題が出るようなものではありません。
TyrellのHPにも折り畳み動画が有りますので、現場で折り畳み方がわからなくなったら、その動画をチェックしていただければ大丈夫です。

如何ですか?
普段は折りたたまない使い方が多くて、週末に輪行や車と組み合わせたサイクリングをお考えなら、走行性が非常に高く軽量なFXα、FXα SEはベストパートナーだと思います。

簡単に折り畳めてコンパクトになる事と引き換えに、自転車としての走行性が犠牲になっいる事は、あまりアナウンスされないお話です。
ネガティブな情報ですから・・・
折り畳み性能が重要ではなく、「しっかりとした走行性があって軽量な車体で爽快な走りを楽しみたい。」といったニーズならば、FXα、FXα SEはご検討に値するバイクだと思いますよ。

気になる方は、Tyrellディーラーにお問い合わせくださいね。

◆2021年5月の、FXα、FXα SE をお試しいただける試乗会

5月1日(土)~3日(祝月)
神奈川県横浜市 グリーンサイクルステーション様
Tyrell 試乗会【5/1(土)・2(日)・3(月祝)】 | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION (gcs-yokohama.com)


5月15日(土)、16日(日)
東京都町田市グランベリーパーク トイファクトリー東京 様
[ミニベロ満喫試乗会]をご好評につき2回目の開催をお知らせです! | トイファクトリーのミニベロ専門店「トイバイク」 (toy-bike.jp)

当日は、プロダクトマネージャの渋谷がお邪魔しておりますので、ご質問がございましたら頑張ってお答えいたします。
楽しい使い方とかもご案内いたしますので、ぜひぜひお越しくださいね。

黒鉄(クロガネ)スパークマット&ブラック
サンセットオレンジ&ガンメタリック
ターコイズブルー&ダークグレーメタリック
ペアイエロー&グロスブラック
折り畳み寸法 H790xW870xD350
画像は2020年モデル シルバー&マットブラックです